2012年11月1日木曜日

犬の日

11月1日は犬の日だそうです。
安産祈願の戌の日は知ってたんだけど。。。

ペット関連の業界団体が、ワン(1)、ワン(1)、ワン(1)で11月1日にしたそうな。。。
うーん。。1月11日でも、11月11日でも語呂合わせできそうだけど。。。('`;)

そんなことは、置いといて。この犬の日、犬についての知識を身に付け犬をかわいがる日だそうです。
犬を飼っているサジタリウスは、そんな日を作ってもらわんでも毎日可愛がってますけどね(-∀-)

ただ、折角の犬の日。
少し、犬のことについて考えてみましょう。。。

前から、少し疑問に思っていたことがあります。
狂犬病の予防接種です。

みなさん、知ってのとおり狂犬病は人畜共通感染症で、有効な治療法が無く致死率がほぼ100%というとんでもなく恐ろしい病気です。サジタリウスは、恐ろしい病気であることを知っているので、この病気を人から守る狂犬病予防法を否定する気はありません。狂犬病ウィルスの侵入を許したときに犬が予防接種をしていれば蔓延を抑えることができることを否定はしません。

しかし、狂犬病清浄国である日本で、なぜ犬の飼い主だけが、自分の家族同様である飼い犬の生命を危険にさらし(毎年のように副作用と思われる死亡例が報告されてます。報告されている以外にも。。。)、費用を負担しなければならないのでしょうか?

この問題を調べていると、あるページにたどり着きました(http://nihon.matsu.net/nf_folder/nf_koramu/nf_kyoukenbyou_utanai.html)。
国家による検疫が不十分だから予防接種が必要だ見たいな書き方。国家の不手際をなぜ愛犬家だけがフォローしなければならないのか?
そして、この文章、「WHOの勧告では、社会の犬の70%以上に予防接種がなされていないと、ウイルスが入り込んだときに流行を抑えることができない、とされています。」
もしかしたら、At least 70% of the dog population in each community should be vaccinated in areas where canine rabies is endemic.」を訳されたのですかね。。。
狂犬病が風土病となっている地域では」というところを「日本のような清浄国でもウイルスが入り込んだら」と訳すんですか?

接種の義務のない英国やオーストラリアのような狂犬病清浄国でも、コウモリからの感染が報告されているようです。屋外飼育や放し飼いのような飼い方をほぼ見かけなくなった犬からの感染よりも、どこから入り込んだのかわからない野生動物からの感染の方が可能性は高いように思います。法律のできた60年前とは飼育環境は違います。

いずれにしても、検疫や野生動物の対策をきちんと取っているが、万が一入り込んだ時のことを考えての飼い主にも負担を求めているという形をとらないと、一方的に犬の飼い主と犬が負担を強いられて、毎年、獣医と製薬会社に利益を。。ってことになります。その説明として、上記のホームページのような内容では納得できん。。。