2012年8月16日木曜日

終戦の日

昨日は終戦の日でした。
やはりあった、毎年恒例の、どうでもいいニュース。
閣僚が個人的に一宗教法人でしかない靖国神社に参拝しようがしまいが、まったく興味がわかないんですけど。。。まったく、進歩してない。どうせ、また一年後にニュースになるんでしょう。いい加減にしてほしいところです。
靖国神社について、私サジタリウスの私見は以下のような感じです。

  • 宗教法人である靖国神社への参拝はいかに宗教色を薄める参拝方法をとったとしても、政府解釈のような習俗的行為ではなく宗教的行為である。

  • そのため、政府公式であることを認めることになる公費を使った参拝は、政府の宗教活動を禁じた憲法に違反していると考える。

  • 閣僚や政治家にも信教の自由は保障されるべきで、私費での参拝については誰からも規制、強制があってはならないと思います。今回野田総理がやった閣僚への自粛要請は信教の自由を制限する行為だと考えます。

  • 誰を合祀するのかは、靖国神社の思想、良心の自由であり、信教の自由です。合祀されている柱を受け入れて参拝するのも、受け入れず参拝しないのも、憲法に示された信教の自由です。


でも、私なら8月15日の終戦の日には参拝しないと思います。終戦の日の正式名称は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。戦争終結の詔書を発布した日でも降伏文書に調印した日でもありません。昭和天皇が降伏することを肉声で日本国民に報告をなさった日です。軍人、軍属、政府関係者しか祀られていない靖国神社に参拝してもね。。。参拝するなら降伏文書に調印した9月2日ってところですかね。ただ、私個人は朝鮮戦争での掃海作業で殉職された海上保安庁職員(元海軍軍人)を国が認めていないとの理由で合祀してない靖国神社をあまり支持していません。国が認めていない云々なんて、いつまで国家神道気取ってるんでしょうか。
昭和天皇が玉音放送で述べられた
「惟フニ今後帝国ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス
静かに民間人も含めたすべての戦没者を追悼し永遠の平和を祈念する日にしたいものです。

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